コラム

親知らずがもともとない人は珍しい?理由や影響を徹底解説

親知らずがもともとない人は珍しい?理由や影響を徹底解説

目次

 

埼玉・和光市駅前キュア歯科・矯正歯科です。
親知らずがないと言われたことはありますか。
親知らずは誰もが持っているわけではなく、日本人の約4人に1人(約25%)は生まれつき親知らずがありません。
これは人類の進化や遺伝による影響が大きく、決して異常ではありません。
むしろ、親知らずが生えないことで虫歯や炎症のリスクを減らせるというメリットがあります。
しかし、親知らずがないことで将来的に歯並びやかみ合わせに影響を与える可能性もあるため、早めに歯科医院で確認することが大切です。
今回は、親知らずがない理由やメリット・デメリット、歯科での確認方法について詳しく解説します。
この記事を読むことで、親知らずがないことへの不安が解消され、適切なケア方法を知ることができます。

 

『親知らずがもともとない人はどれくらいいる?』

親知らずの影響

日本人の約25%は親知らずが生まれつきない

親知らずが生えない人の割合は意外と多く、日本人の約25%が生まれつき親知らずを持たないとされています。
この割合は人種によっても異なり、アジア人や日本人は欧米人よりも親知らずがない人が多いという傾向があります。
これは遺伝や進化の影響が大きく関係しており、親知らずを持たないことが当たり前になりつつあるという見方もあります。

親知らずがないのは遺伝の影響?

親知らずが生えないのは、遺伝的な要素が強く関係していると考えられています。
親知らずがない家系では、次の世代にも親知らずが生えない可能性が高くなります。
これは歯の発生に関与する「歯胚(しはい)」という組織の形成が関係しており、生まれつき歯胚が存在しない場合、親知らずは発生しません。
実際に、親知らずがない両親を持つ子どもは、親知らずを持たない確率が高いというデータもあります。

世代別の変化:親知らずが減っている理由

親知らずがない人の割合は時代とともに増加しており、これは食生活の変化と大きく関係しています。
縄文時代の人骨には親知らずがしっかり生えているものが多いですが、現代人は柔らかい食べ物を食べることが増え、顎が小さくなったことで親知らずが生えにくくなっています。
このため、現代では親知らずが必要ない進化が進んでいると考えられています。

 

『親知らずがないのは異常?それとも普通?』

「親知らずがない=病気?」と心配する必要はある?

親知らずがないことは異常ではなく、むしろ現代人の進化の一部として捉えられています。
親知らずはもともと固い食べ物を噛み砕くために必要な歯でしたが、現代の食生活ではそれほど重要視されなくなっているため、自然と生えなくなる傾向にあります。
このため、「親知らずがない=病気や異常」と考える必要はありません。

歯科医が考える親知らずの役割と進化の関係

親知らずは「第三大臼歯(だいきゅうし)」とも呼ばれ、奥歯のさらに奥に生える歯ですが、顎が小さい現代人にとっては不要になりつつあります。
実際に、歯科医の視点から見ても「親知らずがないことは問題ではない」とされています。
むしろ、親知らずが中途半端に生えることで炎症や虫歯のリスクが高まるため、「親知らずがない方がトラブルを避けられる」という意見もあります。

「親知らずがないと歯並びが悪くなる」は本当?

親知らずがないことで、歯並びが悪くなることはほとんどない

親知らずがないことで、歯並びが悪くなることはほとんどありません。
むしろ、親知らずが無理に生えてくることで前歯を押し出し、歯並びを乱すケースのほうが多いです。
そのため、親知らずがないこと自体は歯並びに悪影響を与えるものではなく、逆に歯並びの乱れを防ぐメリットがあるとも言えます。

 

『親知らずがもともとないことのメリット』

親知らずがもともとないことのメリット

親知らずがないことでトラブルが減る

親知らずがある場合、斜めや横向きに生えてくることで炎症や痛みを引き起こすことが多いです。
特に埋伏歯(まいふくし)と呼ばれる、骨の中に埋まったままの親知らずは、歯茎の腫れや周囲の歯への影響を及ぼす可能性があります。
しかし、もともと親知らずがない人はこうしたリスクがゼロです。
親知らずが原因で発生する虫歯や歯周病の心配がなく、歯科治療の必要性も少なくなります。

抜歯の必要がないため負担が少ない

親知らずが生えている人の多くは、将来的に抜歯を勧められることが多いです。
特に埋伏した親知らずを抜く場合、手術が必要になるケースもあります。
しかし、親知らずがもともとない人は、抜歯をする必要がないため、歯科治療の負担を軽減できます。
親知らずの抜歯は術後の腫れや痛みが伴うため、最初から親知らずがないことは大きなメリットといえます。

歯並びが崩れにくい

親知らずが生えると、前の歯を押し出して歯並びが悪くなることがあります。
特に10代後半から20代にかけて親知らずが生えてくると、既存の歯に圧力がかかり、前歯がガタガタになることも。
しかし、親知らずがない人はこうした影響を受けにくいため、矯正治療の必要が少なくなることもメリットです。

 

『親知らずがもともとないことのデメリット』

親知らずがもともとないことのデメリット

奥歯の負担が増える可能性

親知らずがあることで、噛む際に奥歯の負担を分散できます。
しかし、親知らずがない場合、奥歯の数が少ないため、第二大臼歯(7番目の奥歯)に過度な負担がかかる可能性があります。
この負担が長期的に続くと、奥歯がすり減りやすくなり、将来的に詰め物や被せ物が必要になるケースもあります。

かみ合わせ(咬合)への影響

親知らずがあることで、奥歯同士が正しくかみ合うバランスを取る役割を果たすことがあります。
しかし、親知らずがもともとない人は、奥歯のかみ合わせが変化しやすいというデメリットがあります。
特に、顎の成長とともに噛み合わせが変わる可能性があるため、歯科医で定期的にチェックすることが重要です。

将来的な歯の本数不足のリスク

親知らずがなくても日常生活には支障はありませんが、加齢とともに奥歯を失うリスクが高まると、歯の本数が不足する可能性があります。
親知らずを失った場合、残りの歯で補うことができますが、もともと親知らずがない人は、歯が抜けた際のリカバリーが難しくなることがあります。
そのため、定期的な歯科検診で、奥歯の状態をしっかり管理することが大切です。

 

『親知らずがない人の歯並びや健康への影響』

顎が小さい人ほど親知らずがない?

親知らずがない人は、もともと顎が小さい傾向があります。
これは進化の過程で顎のサイズが縮小し、親知らずが生えるスペースがなくなったためです。
顎が小さいと歯並びが乱れやすいという特徴もあるため、歯列矯正が必要になるケースも少なくありません。

かみ合わせや歯並びに影響はある?

親知らずがないこと自体が直接的に歯並びを悪化させるわけではありません。
しかし、親知らずがあることで奥歯のバランスを取っていた場合、それがなくなることでかみ合わせに影響が出る可能性があります。
特に、奥歯の噛み合わせがずれると、顎関節症の原因になることもあるため、注意が必要です。

逆に親知らずがないことで良いことも

親知らずがないことで、抜歯の必要がなく、歯磨きがしやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが減るというメリットがあります。
また、親知らずが原因で歯が動くことがないため、歯列矯正後の後戻りが起こりにくいことも利点のひとつです。

 

『親知らずが本当にない?歯科で確認する方法』

目に見えなくても埋まっているケースがある

親知らずが生えていないと思っていても、実は歯茎の中や顎の骨の中に埋まっている可能性があります。
このような状態を埋伏歯(まいふくし)と呼びます。
埋伏歯の多くは、痛みが出るまで気づかれないこともあり、何年も放置すると周囲の歯に悪影響を及ぼすことがあるため、レントゲン検査での確認が重要です。

何歳までにレントゲンで確認するべき?

親知らずの歯胚(歯のもとになる組織)は10歳前後には形成が始まり、15~20歳頃に完全な歯の形になると言われています。
そのため、10代後半~20代前半のうちに一度レントゲンを撮ることで、親知らずがあるかどうかを確実に確認できます。
もし30代になっても親知らずが見当たらない場合、もともと親知らずがない可能性が高いです。

歯科医院での診断を受けるメリット

親知らずがないかどうかは、歯科医院でのパノラマレントゲン撮影で簡単に確認できます。
目に見えなくても、レントゲンを撮ることで親知らずの有無や埋まっている状態が分かります。
特に、埋伏歯のまま放置すると、隣の歯を圧迫して歯並びが乱れる原因になることがあるため、レントゲン検査で確認しておくことをおすすめします。

 

『親知らずがないと噛み合わせはどうなる?』

親知らずがないと奥歯の負担が増える?

親知らずがあると、奥歯全体で噛む力を分散できます。
しかし、親知らずがない場合、第二大臼歯(7番目の奥歯)に噛む力が集中するため、長期的に見ると奥歯がすり減りやすくなる可能性があります。
特に、強い力で噛む癖がある人は、奥歯への負担を軽減するためにマウスピースの装着を検討するとよいでしょう。

顎の成長と親知らずの関係とは?

親知らずは顎の成長と深く関係しています。
昔の人は顎が大きかったため、親知らずが正常に生えていたのに対し、現代人は顎が小さくなっているため、親知らずが生えるスペースがなくなっています。
その結果、親知らずが生えてこない人が増えていますが、顎の成長に影響を与えるわけではないため、親知らずがないこと自体は問題ありません。

「親知らずがないと歯がズレる」は本当か?

「親知らずがないと前歯がズレる」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、親知らずの有無が歯並びの変化に直接影響するわけではありません。
実際には、歯並びが悪くなる原因は、舌の癖や歯ぎしり、加齢による歯の移動が主な要因です。
そのため、親知らずがないからといって歯がズレることを心配する必要はありません。

 

『親知らずがなくても問題ない?』

親知らずがないことで問題が起こるケース

親知らずがないこと自体は問題ありませんが、他の奥歯に負担がかかることでトラブルが生じる可能性があります。
例えば、親知らずがないことで奥歯の噛み合わせが変化し、顎関節症の原因になることも。
また、奥歯がすり減ることで、将来的に噛みにくさを感じることもあります。

どんな人は歯科医に相談すべきか?

親知らずが生えてこない人でも、以下のような場合は歯科医に相談することをおすすめします。

・顎が小さく、歯並びが気になる人(矯正治療の可能性)
・奥歯の噛み合わせが悪いと感じる人(かみ合わせチェック)
・埋伏歯の可能性がある人(レントゲン検査で確認)

もし将来問題が出たらどう対処する?

親知らずがなくても、奥歯の負担を軽減する方法はいくつかあります。
例えば、奥歯への負担を軽減するために、マウスピースを使用したり、定期的に歯科検診を受けたりすることが重要です。
また、かみ合わせのバランスが崩れた場合、矯正治療を検討することで噛み合わせを改善できるケースもあります。

 

『まとめ』

親知らずがもともとない人は、日本人の約25%に存在し、決して珍しいことではありません。
これは進化や遺伝による影響が大きく、現代の食生活や顎の小型化によって、親知らずが必要なくなりつつあることが要因とされています。
親知らずがないことで、抜歯の必要がなく、歯並びが乱れにくいなどのメリットがありますが、奥歯への負担が増える、かみ合わせが変化するなどのデメリットも考えられます。
また、親知らずがないと思っていても、歯茎や骨の中に埋まっているケースもあるため、レントゲン検査を受けて確認することが大切です。

 

親知らずがないことで将来の口腔内トラブルを防ぐためには、定期的な歯科検診が欠かせません。
歯の健康を維持するためにも、親知らずの有無を知り、適切なケアを心がけましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

埼玉県・和光市駅前親知らずの抜歯なら
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