埼玉県親知らず抜歯専門ガイド

A:痛みや腫れがある場合、抜歯は良い解決策になります。

親知らずに起因する痛みは、大抵の場合、虫歯や智歯周囲炎などの細菌による感染が原因です。抗生物質により細菌の増加を抑えることができれば、症状を一時的に改善することが可能です。しかし、時間が経つにつれて細菌が再び増え、症状が戻るリスクがあります。そのため、抜歯によって細菌の蓄積を防ぐことが最も効果的な治療法とされています。また、親知らずが原因で隣の歯に虫歯が発生することもあります。このような場合にも、隣の歯を保護するために親知らずを抜くことが推奨されます。

A:ご心配なく、そんな必要はありません。

よくある疑問として、「片方の親知らずを抜いたことで左右のバランスが悪くなり、もう片方も抜くべきか」というものがありますが、そのような心配は不要です。また、上の親知らずを抜いたからといって、下の親知らずを抜く必要があるわけでもありません。

A:痛みの主要な原因は細菌感染によるもので、虫歯や智歯周囲炎です。

親知らずの痛みには、主に2つのタイプがあります。一つは、親知らず自身が虫歯になって痛むケースと、もう一つは、親知らずの周囲の歯茎が炎症を起こして痛むケース（智歯周囲炎）です。親知らずは口腔内の最も奥に位置し、しばしば正常に生え揃わないため、適切にブラッシングするのが難しく、他の歯と比較して虫歯になりやすいのです。さらに、親知らず周囲の痛みや腫れは、歯と歯茎の間に細菌が入り込み炎症を引き起こすことによります。親知らずが完全に骨の中に埋まっている場合でも、細菌の侵入により痛みや腫れが発生することがあります。

A:放置された炎症は日常生活に影響を及ぼす可能性があります。

炎症が喉まで拡大すると、飲み物を飲む際に喉に痛みを感じたり、飲み込みづらさを経験することがあります。さらに、口を開け閉めする際の筋肉に炎症が広がると、口が開けにくくなったり、口を開ける際に顎に痛みを感じることがあり、日々の生活に支障を来たすことがあります。炎症が首に及ぶと、首の腫れを引き起こすこともあります。最も重大なのは、炎症が喉の奥まで達し、気道を塞ぐことにより呼吸困難を引き起こし、生命を脅かす重大な症状に至る場合があることです。

A:手術中にはほとんど痛みはありません。

親知らずの抜歯時には、局所麻酔を施します。そのため、手術中の痛みはほぼありません。まず表面麻酔で十分に麻酔をかけた後、麻酔注射を行うので、心配は無用です。もし抜歯途中で痛みを感じた場合には、さらに麻酔を追加し、痛みを感じないように調整します。ただし、麻酔の効果は2～3時間後には薄れるため、その後に痛みが現れることがあります。処置の内容によって痛みの度合いは異なりますが、通常は痛み止めで管理できる程度だと考えられます。